バッグ・ベアー - 花と森と風の妖精図鑑

バッグ・ベアー

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妖精図鑑 バッグ・ベアー

バッグ・ベアー (Bug-Bear)
クマに似た子ども部屋のボギー

遊びに夢中の子どもたちを寝かせるのに苦労するのはどこの国でも同じ。子供部屋のボギーは、そんなとき言うことを聞かせるために出てくる妖精。寝かしつけたり、危ない場所に近寄らないようにさせるなどいろいろな妖精がいる。バッグ・ベアーはその代表。

日本でも、「おばけが出ますよ」「鬼がきて食べちゃうよ」などと子どもに言うことがあるが、「寝ないとバッグが来ますよ」「暗くなっても外にいると、ボンレス(骨無し)が出ますよ」こんな言葉が、16世紀のイギリス人の言葉として残っている。
この他にも同じ時代の人が、乳母たちから脅しに使われたものとして、ボンレスとともにひづめ幻獣、牛怪獣、毛づめ鬼、地獄の魔鬼などをあげている。当時からたくさんの妖精が創造されていたことがわかる。

ボギー ゴブリン ロビン・グッドフェロー ブラウニー ハベトロット ローン ブーカ レブラホーン バンシー ガンコナー タルイス・テーグ シルキー ピクシー ノッカー フェノゼリー ベドン・ヴァーラ バッグ・ベアー ペグ・バウラー


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